2022年01月27日
2021年和歌

昨年にできた作品です。
覚鑁上人作です。
それぞれ、私の頭の範囲で言葉をセレクトしているので、入門編みたいなものですが、
もっと、和歌をわたくし自身勉強すれば良いかもしれませんが、なかなか、、、
青垣の 苔赤々と 高野門 いくばくの世 願掛けくだる
月うすく 長い夜あけて 夏至の海 舟煙上げ 大漁舞う
我が衣 きしてなおよし 春の世の 思いは巡る 霧のはかなさ
ねんねんの 思いは尽きぬ 覚鑁の じゃれる猫の 手をかりてまで
いかるがの 秋の夕日が ピンク色 歩き疲れた 子は背中寝る
並木道 刻んで歩く 空白は 己の道の 終着地
山道を 猪歩く 雨の中 我が子を想い 景色がかすむ
恋焦がれ 秋夜長くて 寂しさを 丸い月にも 気づかぬままに
滝の中 想いめぐる 人生の 紅葉流れよ 光の中に
Posted by HIROTO at 07:36│Comments(0)