2021年11月12日

秘印





今日は、古神道で伝えられている秘印について書いてみます。

指で印を結んで神様を下ろすとする型があります。

なぜ、そうなるか、人は天之御中主神から分霊をいただいて、一心に思いを凝らすときに産霊の力が作用し、思い通りのことを化生する。

よく加持祈祷のときに、お坊さんが着物の中で手印を組んでいるのもそれである。

合掌も手印の一つ。

自分の身を守る印や、困ったときにある印を結ぶとひらめく印もあります。

また、般若心経は今はどこでもありますが、秘呪の一つとされていました。

一般の言葉ですら、一心に唱えると相応の応験があるのに、ましてや、密呪には神霊との密約があるのですから、その働きは恐れるべきである。

十種神宝印なるものもあり、これは、奈良の石上神社の数霊や剣を使い、人を健康に導く霊術である。

清明、空海、覚鑁上人さん達はこういう奇術を学んでいたのであります。

できれば、護身術を学ばれることを薦めたいですが、教える人が少ないのです。

なので、お守りをお持ちください。

お守りもお守りの仕事をしっかりしてくれる物を持ってくださいね。

  


Posted by HIROTO at 13:52Comments(0)